コロナ対策入国規制
Istanbul Congress Center
現在トルコはシノバク(中国製)とスプートニクV(ロシア製)を含むすべてのワクチンを認可.外国からの旅行者に特定タイプのCOVID-19ワクチン接種を求めてはいない.
トルコ入国の14日以上前までに接種完了していれば入国できる.
以下の規則の最低1つを満たしていれば入国を認め,また検疫隔離から除外する.
○ WHOが緊急時利用に認めたワクチンを最低2回接種している,またはトルコの規定(Johnson & Johnson製を1回接種)を済ませ,最近の接種が14日以上前であることを明示する書類を提出する旅客
○ 旅客がこの6ヶ月以内にコロナウイルス陽性であったことを証明する自国の関係当局発行の書類を提出するとき
○ トルコ入国前72時間以内に受けたPCR検査で陰性だった,あるいは48時間以内に受けた迅速抗原検査で陰性だったとき
大会ウェブサイトではもう参加登録と発表申込みの要旨受付がスタートしています.https://apimondia2021.com/ (このアドレスは誤記ではありません)
信じられない早業のようですが,これにはもっともな訳があります.ロシア・バシコルトスタン共和国ウファでの開催準備としてアップされたウェブサイト(アドレス上記)は,トルコのイベント運営会社がもともと請け負っていました.当初は昨年に開催予定でしたのでアドレスに2021の文字がありますが,コロナウイルスの蔓延で,開催が翌年に順延されたときも,大会ウェブサイトのアドレスは2021のままでした.そしてこのトルコの会社がこのたびのイスタンブールへの変更後もこれまでに作られたサイトの枠組みを最大限そのまま使って,開催準備にあたります.
養蜂大国トルコでは毎年養蜂関連の多様な国際会議が国内各地で催されています.イスタンブールでは第45回会議がApimondia 2017として開かれたばかり.そのときと同じ会場イスタンブールコングレスセンター(ICC)をこの夏の第47回でも使います.多くの国際養蜂協会連合関係者がすでに知っている会場ということは,今回の急な変更にかなり強みになりますね.
英国のナショナルハニーショウは養蜂家にウクライナへの募金呼びかけました.養蜂器具屋さんのメールで共有され私も知ることができました.現在はウクライナへの一括寄付として送らざるを得ないのだが,侵攻がやみ状況が落ち着いてきたらウクライナの養蜂支援を目標にした募金を改めて呼びかけるので,そのときもよろしく,と.
気持ちは皆同じでしょう.破壊が止み,平和が一刻も早く戻りますように.